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病気Q&A

うちの猫がよく吐くのですが…

ただちに動物病院を受診すべき症状です。猫は比較的嘔吐することが多い動物ですので日頃から気を付けていただきたい点があります。
猫はグルーミングによって大量の被毛を食べています。いわゆる毛球症ですが、時々便のような形状の毛塊を吐いているのを見た方も多いのではないでしょうか。便にも大量の毛が混ざっています。これらの毛を出し易くしてくれるサプリメント(ラキサトーン™)を定期的に与えることによって、毛のトラブルを軽減できるのです。

もう一点はフードとおやつです。何気に色々なものを与えていらっしゃる方も多いと思いますが、そうしたものの中に合っていない物(嘔吐の原因)が含まれている場合も意外と多いものです。新しい食物を与える場合は意識して与えるようにしてください。「うちの子が吐いたけど、もしかしたら新しく買ったおやつが合わなかったかしら?」というふうに。
いずれにしても動物病院に駆け込んでください。

長毛種猫、毛球による腸閉塞

肛門腺は定期的に絞る必要はありますか?

すべての犬、猫で定期的な処置が必要なわけではありません。肛門嚢の分泌物は排便時、緊張時、肛門を擦って動くなどして自然に搾られ、気にしなくなります。しかしうまく排泄できないケースや炎症がある場合は治療が必要で、定期的に搾らなくてはならない場合もあります。炎症の激しいケースでは肛門嚢切除術が必要な場合もあります。自宅では完全に搾れませんので、頻繁に気にするケースでは動物病院を受診してください。

犬の食糞が治りません

食糞!誠に由々しき事態ですが、犬の世界ではごく普通にみられる行為です。様々なやり方が紹介されてますが、決定打は未だ遠い感じです。あまり神経質にならずにゆったりと対処しましょう。
「あー食べてる!」とか「こら、だめ!」と言う対応は犬からすれば褒め言葉として受け取りますから、もっと食べてやろうということになってしまいます。
また、排便するのを待って急いで便を拾ってしまうのもNGです。大事なものを横取りされたという心理が働き、「もっと早く食べてしまえ」という思考になってしまいます。
排便したら「待て!」と待たせて便を拾い、代わりにおやつを与えます。「うんちを取られてももっとおいしいものがもらえるじゃん」と思い込ませましょう。
同時に食事回数を増やしてみる、フードを変えてみる、糞便にマスタードをかけておくなど試みてみましょう。

気長に、気長に!

ペットも新型コロナに感染しますか?

今までの報告から、犬、猫も稀に人から感染するようですが、犬・猫から人に感染した例はないようです。
参考:情報源厚生労働省

飼っているウサギの食欲がありません

すぐに動物病院を受診してください。
ウサギも様々な病気になりますので早急には診断不能ですが、毛球の問題と歯の問題(過伸展、不正摩耗)が一番多くみられる原因ですので、そこからスタートです。
歯の問題は切歯(前の歯)か臼歯ですので、口腔鏡検査にて判明します。この場合は全身麻酔下での処置が必要となります。
毛球はレントゲンで解る場合もありますが、はっきりしない場合も多いので、毛球サプリメント(ラキサトーン™)を飲ませ、流動食を飲ませながら優しく腹部をマッサージするよう指導し、様子を見ます。
改善しない場合はさらなる検査(血液検査、超音波検査、造影検査など)で探求します。
この場合は全身麻酔下での処置が必要となります。